パラレルワールド

鈍るのが許される夏。コントラストが強くてしんどい。一見はっきりしてるように見えて、でも強調されすぎて間がよく見えない。見えないこと自体は別に良いんだけど、そんな曖昧さの存在を忘れてるような世界に置かれると、ちょっと憂鬱。

実態のないエネルギーに揉まれて内側が燻る。熱が熱に煽られて何かしてる風。見て見ぬ振りされる虚無。騒がしい。

それっぽいこと言ってみてるけど正直よくわかんない。わかるのは、鈍るのを許したくないことと、夏バテだけは愛せること。

 

それしかないような言い方をするから。

考えてきたことを誇ってるのかもしれないけど、どう見ても止まってるのよ。一時停止の自覚を持ってのことなら私だってもっとワクワクできるよ、でも答えを出しちゃってるんだもん。

 

言語の違いを確かめに行く学校、パラレルワールドを覗き見ている感じ。最近の私の側にはパラレルワールドパラレルワールドがあって、私はどちらにもいないんだけど、同時に見えることで諦めと希望が一緒にやってきたりする。キラキラの笑い泣きって感じで結構清々しい。

 

気分を良くさせる目的で選んだ言葉で励ますような格好悪いことをする人が周りにいなくて本当に良かったと思う。選んで付き合ってきた人たちはそういう人たちだった。

 

あー、思いっきりいらっしゃいませって言いたい。

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