いいかんじ

日差しって拷問だよなって思いながら散歩をしてた。急に、あれ?ってなって、従うしかない自由というか、そんなようなことを感じた。抗うことをやめた瞬間の快楽だった。それから暑さを気持ちよく思えるようになった。今年の私はちょっと強いぞ。

 

拷問には、すべて諦めて服従する気持ちよさがあるんだと思う。社会ではそうなりたくはないけど、自然相手なら気持ちよさを肯定しても良いかなって思う。

 

既に無自覚に他の何かに身を委ねられている人は、きっとこんなこと思わないんだろうね。大半が当たり前に社会に屈してるし。

 

私が自然災害を喜ぶのは、人間の及ばなさを痛感させてくれて安心するからなんだけど、ちょっと通じてるなと思う。雨が好きな理由のひとつが、みんながうんざりするからというのも近いかも。

多分、拷問を喜んでる。

人間が無力だと思えることが嬉しい。

 

これで夏の独特なエネルギーまで肯定できてしまったら、夏が嫌じゃなくなるんだろうな。

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